1日目
夕方発のユナイテッド航空で、サンフランシスコへ。
日付変更線を通過し、着いたのは同日の午前11時。
同じ日を、2回過ごすことになるのね〜!お得な気分!(でも、帰りは1日損する気分を味わいます。)
眠ることなく、そのまま市内観光へ。
ツインピークス、ゴールデンゲートブリッジを見た後、フィッシャーマンズウォーフにて昼食。
ここで食べたカニは、海の香りがしました〜!
また、クランベリージュースを頼んだら美味しくて、大好きになりました。
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サンフランシスコは坂の街。市民の足は、ケーブルカーです。
面白いのは、路上駐車の車が、道路に対して直角に停めていること。
坂なので、落ちないように、の工夫なのでしょうか?
住宅街は、まるでおとぎ話の世界に入り込んでしまったみたい。
夜、ホテルの近くを散歩し、雑貨、化粧品などを買い物しました。
(この時買った、爪切り、2006年現在も愛用中)
ママは、レジの男性がミッキーロームばりの金髪だと、浮かれていました〜。
(誰ですか、その人は?)
2日目
サンフランシスコから南東へ約320km。4000m級の山々が連なるヨセミテ国立公園へ。
何時間もかかるので、運転手さんは2人います。アメリカは広いな〜!
ドライブインでキャラメル味のポップコーン、大きなチョコチップパンなどを購入。
こんな重いパンは初めて!食べ物でもアメリカを満喫したのでした。
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総面積約3080ku。(東京都の1.5倍)の公園内には、
気の遠くなるような長い年月が作り上げた、数々の絶景があります。
高山、氷河に削られた絶壁、緑の美しい渓谷、セコイアの大森林、滝・・・。
ここでは、60種類もの哺乳類、200種の鳥類が生息しているそうです。
いやぁ〜、広大な大自然とはこの事だな。
ガイドさんに言われて、断崖絶壁を良く見ると、ロッククライミングをしている人の姿が!
アメリカ人の並外れた体力にもビックリでした!(アメリカ人とは限らないけど。)
巨大なセコイアの木を見て、ママは、「熊を触っているみたいな感触ね。」とのこと。
(触ったことあったっけ?)
帰りのバスの中からは、遥か彼方に地平線が見えました。
どこまでも続く風力発電の風車、トウモロコシ畑。アメリカのスケールのでかさを、感じました。
3日目
朝食後、サンフランシスコの朝の街を散歩。
日中は半袖で過ごしますが、朝晩はけっこう冷え込み、コートを着ている人も見かけました。
今日は国内線でラスベガスへ移動。グランドキャニオンを見るためです。
空港に到着するやいなや、腰を抜かすほど、ビックリ仰天!
なんと、ラスベガス空港は、空港内の至る所に、スロットマシーンがズラリ!
搭乗口付近の通路でも、スロットをやっている人が大勢いるのです。何とも華やかな光景!
待ち時間に、ルールも良く分からないまま挑戦することにしました。
日本では専用コインに変えますが、アメリカでは手持ちの25セント硬貨を
そのまま使うことができます。
ママが「ミル〜、助けて〜!どうしよう〜!!」と、大騒ぎしているので見に行くと、
スロットマシーンから大量のコインが出て来た所でした。
紙コップ2個に、25セント硬貨をぎっしり詰めて、空港内の売店をブラブラ。
「こんな重いの、持って行けないから、何か品物に買えなくちゃ!」と、
Tシャツなどを購入!支払い時に紙コップを出すと、店員は大笑いでした。
また、もう一つビックリ仰天な事が!
それは、ラスベガスの空港で食べた「うどん」のまずさ!
お湯に醤油を入れただけなのかな?
日本人が皆、こんなまずいものを食べていると思われているのかしら?
でも、フードコートで買ったホットドックには感激!
アメリカ人ビジネスマン達も、スーツでホットドックを齧っていました。いや〜、絵になる〜!
そして、19人乗りの小型飛行機に乗って、ラスベガスの街、グランドキャニオンの夕焼けを、
空から観光。飛行機に乗る前、全員、体重測定。お年頃の私としてはちょっと抵抗が・・・。
でも、単位が「キロ」ではなく、「ポンド」だったので、一体何キロなのか、良く分からずホッ!
いざ離陸。ラスベガスの住宅地は、家々がキレイに建ち並んでいました。
まるで、マッチ箱みたい。所々、青くて四角いものが見えますが、プールですね。
プール付きのお家、うらやまし〜。
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パイロットが操縦しているのをこんなに近くで見れるなんて、すごい〜!
グランドキャニオンは、想像していたよりも数百倍もスケールがでかく、
現実の世界とは思えないほどでした。
ロッキー山脈に源を持つ、コロラド川の数百万年にも渡る侵食作用による大渓谷。
長さ350km、幅6.5〜29km、高さ1375〜1737mにも及ぶ、まさに自然の一大芸術作品です。
大地がほぼ垂直に削られているため、各時代の地層を調べることも出来るそうですが、
最下層は約20億年前のもの。気の遠くなるような昔の地層だそうです。
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4日目
朝、4時起床。星空の中を、バスで移動。一路は、朝焼けのグランドキャニオンへ。
絶景ポイントに着いた時は、まだ真っ暗。遥か遠くが僅かに明るくなり、
言葉を失って彼方を見つめている内に、地平線がくっきり浮かび上がって、
東の空にがオレンジ色に少しずつ染まって行きました。
西の空には昨夜の満月。東の空には赤く燃える太陽。
何とも神秘的な世界。太陽の姿がまぁるく現れた時には、歓声が上がりました。
「地球って大きいな〜、すごいんだな〜。」と、見ている内に、
全身鳥肌で身体が動かなくなっていました。知らず知らずの内に涙がこぼれていました。
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ホテルに戻って朝食後、国内線でグランドキャニオンの東に広がるモニュメントバレーへ。
ここは、赤褐色の世界に100〜300mもの巨大な奇岩が、天を突くように林立しています。
数千万年かけて風化してできたこの風景は、まるで別世界にいるように印象的です。
1939年の名画『駅馬車』(ジョンフォード監督作品)の舞台になって、
世界的に有名な場所となったそう。まるで、西部劇の中に入り込んだような気分でした。
私達は、トラックジープという乗り物に乗って、アリゾナ砂漠の中を移動。
ものすごい砂ぼこりで、持っていたビデオデッキがダメになってしまいました。トホホ〜。
ジョンフォードポイントやナボハ族のおばあさんの家へ。
同じ地球にこんな場所があるなんて!狭い日本でセコセコ暮らしている自分が、
とてもちっぽけなものに思えました。
この日は、観光ポイントを変える毎に、何度も小型飛行機に乗りました。
遊覧飛行は、とても気持ちが良かったです。 |
夜、ラスベガス市内のホテルへ移動。
入り口のネオンの派手さにもたまげたけど、中に入って、さらにビックリ!
ロビーは、一面カジノなのです。
ネオンとスロットマシーンなどの騒音の中、引きつった顔でフロントに進んだのでした!
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