大学の卒業旅行で、アヤちゃん&トモちゃんと3人でイタリアへ。
ローマ、アッシジ、シエナ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノを列車で移動。
よく歩き、よくしゃべり、よく笑い、よく食べた
12日間でした〜!

          


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ROMA(ローマ)

1日目

東京発→フィンランド経由でローマへ!
色違いのスカーフを身につけ、テンション上がりっぱなしの私達。
成田空港で早速最初の写真撮影。ローマに到着すると、雨・・・。
明日は晴れますように!
ホテルは
『GRAND HOTEL FLEMING』
ボルゲーゼ公園の北に位置し、中心街から離れた所にありました。
学生向きの安いツアーだから、仕方ないか。
ホテルの部屋は、2人部屋に簡易ベッドを入れた状態。
それぞれのスーツケースを開くと足の踏み場もない!
テレビをつけると恋人募集の番組をやっていました。
「女性専用ダイヤル」と「男性専用ダイヤル」があり、
視聴者はそこに電話をするシステムのよう。

「さすがイタリアだねぇ〜!」
と言っていました。



2日目

朝、起きると小雨。「観光初日なのにね・・・」と暗い顔の私達。
「ま、気を取り直して朝食を食べよう!」とホテル内レストランへ行くと、
ずいぶん質素な朝食。
「海外旅行って、ブッフェスタイルの朝食が楽しみの一つなのにね。」
「やっぱり安いツアーは、こうなのかね?」
と口々に言いながら、
パン、チーズ、ハム数枚、コーンフレーク、コーヒーをいただきました。

(ヨーロッパの朝食は『コンチネンタル・ブレックファースト』で、この位が普通だそうです。)

 

朝食後、私達は傘を差してホテルを出発!サンピエトロ寺院へ向かいました。
私は、ここへ来るのは2度目。2年前に母親と参加したツアーでも訪れたのです。
今回は、一眼レフのカメラを持参。歴史ある建築物を、モノクロ撮影したかったのです。

   

   

その後、トレヴィの泉、コロッセオへ行きました。
午後になると、空は晴れてきました。私達3人のパワーのお陰かな?
「私達って、普段の行いが良いからだよぉ〜!」と言いながら、
ローマ中心地をぶらぶら散歩しました。
スペイン広場、スペイン階段
コルソ通りで、念願の
ヴィトンの財布を購入しました。
実は、
「社会人になったら本物のヴィトンの財布を持つんだ!」と、
固く心に決めていたのです!念願が叶った日となりました。

その後、ポポロ広場のそばのバール(カフェ)で一休みすることに。
カップッチーノを飲みながら、お店の人と話している内、すっかり打ち解けてしまいました。
店の常連らしき若者達も話に加わり、私達はお代わりまでいただいて
お会計はタダ!
とても楽しいひと時でした。

夜は、オプショナルツアーで
カンツォーネのディナーショー
セクシーな女性ダンサーが、演奏に合わせて踊りながら各席を廻って来ます。
同時に専属のカメラマンが廻って来て、記念写真。写真は台紙に入れられて、
各自に手渡されました。女性ダンサーが
「サインいるか?」と聞いていたので、
断っちゃ悪いと思って「Yes!」と答えると、サインの下に、
ビックキスをしてくれました。
(下図)
いや〜、すごい迫力!!
アヤちゃんとトモちゃんが
「私たちにもお願いします!」と言うと、
胸元から口紅を取り出して、再度塗りなおし、
「んまっ!!」という感じで、
それぞれにビックキスをしてくれました。すげ〜〜!

 



ASSISI(アッシジ)

3日目

午前中、ホテルの近くの朝市を散歩しました。
お肉や野菜、魚、日用雑貨の店など軒を連ねています。
私は、
魚の形のケーキ型と、スパイス入れを購入しました。
そして、ローマを後にし、アッシジへ向かいました。

 

アッシジ到着後、市内観光。ガイドは日本語が上手なイタリア人のおじさんでした。
サンタキアラ教会は、中に入るとモザイクがかなり派手でした。
昼食のレストランで、トイレに行ったついでにウロウロしていると、
パンナコッタがいっぱい並べられたトレーを発見!
甘いものに目がない私とアヤちゃんは、
「全部食べたいね。」と、思わず写真撮影。

その後訪れた
サンフランチェスコ大寺院では、日本人男性がガイドをして下さいました。
「あのオジサンさぁ、こんな所に住んでいるのかなぁ。」
「すごいね〜!」「見て!イタリア語ペラペラ話してるよ。」
と言い合いました。
イタリアに住む日本人を、初めて見た瞬間でした。

 

小物屋に入り、お土産探し。
「旅はまだまだ長いから、そう急ぐこともないよね。」なんて言って財布の紐が固い私達。
私は訪れた場所場所で、何かしら買わないと気がすまない性質なので、思い出にドロップ缶を購入。
会計時、レジの横にあった小さなチョコレートもついでに買ったのだけど、考えたら高かったな。
観光地だから?それとも、ボラレたの?ま、小さなお菓子だから、たいした被害ではないけどね。
でも、何だかイヤ〜な気持ちになってしまいました。

(イタリアで買い物する時は、店の人に任せないで購入する側もしっかり値段を確認しましょう〜!)

歩き疲れた私達は、バールで一休みすることに。
現地の人に勧められたチョッコラータという飲み物を頼んでみました。
「チョコレートのことでしょ。」「ココアみたいなもんじゃない?」
と言いながら待っていると、ドロドロのホットチョコレートが出て来ました。
チョコレートドリンクに片栗粉でも混ぜたのでしょうか?
想像以上にものすごい熱くて、なかなか冷めません。
お陰で、口の中をやけどしてしまいました。トホホ・・・

 

夜は、ホテル『HOTEL CRISTALLO』で夕食。
岡田真澄似のウエイターが料理を運んで来てくれました。
デザートのオレンジは真っ赤!
「気持ち悪いね、これ・・・。」と、食べませんでした。

(ブラッドオレンジだったんだと思います。最近は、日本でもイタリア料理屋などで
 真っ赤なオレンジジュースがありますね。知っていたら美味しく食べていただろうなぁ。)


このホテルは、部屋がとても広かったです。
私達3人は、旅行中は2人用の部屋で、交代で簡易ベッドを使用していました。
ローマではアヤちゃんだったので、次は私の晩だったのですが、
ここの簡易ベッドは女王のベッドみたいに囲いがあって、豪華でした。ラッキー!



SIENA(シエナ)

4日目

午前中、シエナに移動。

カンポ広場
(下図)はとても広く、オープンカフェやお土産を売る露店が立ち並び賑やかでした。
イタリア人ガイドさんに連れられて、市内観光。
「かいだんっ!!」「ここ、だんっ!!」「すごいっ!!」「きれいっ!!」と、
何かを見つけるたびにカタコトの日本語で言うので、私達は大うけ!
その後、旅の間も私たちの間で流行語となって使われました。

昼食で入ったレストランでは、女優の樹木希林さんにそっくりなイタリア人のおばさんが
料理を運んで来てくれて、私達は「クックック・・・」と笑いをこらえていました。

 

FIRENZE(フィレンツェ)

夕方、フィレンツェに移動しました。
ミケランジェロ広場で、フィレンツェの街並みを眺めました。
ウフィッツィ美術館へ。限られた時間で急いで観ました。
スーパーマーケットでお菓子を買いました。
夕食は、
ビステッカアッラフィオレンティーナ(フィレンツェ風ステーキ)

ホテルは
『HOTEL KRAFT』。中心街からは少し離れていて徒歩で15分ほど。
壁の一面がすべて鏡張りで、床はフローリング。かなり広く、ダンススタジオのようでした。






          

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