ローマに留学滞在中、気分転換で1月の北イタリアへ10日間一人旅。
フィレンツェ、ピサ、ルッカ、ボローニャ、サンマリノ、ヴェローナ
へ。
イタリア語を学んで、初の国内旅行。いっぱい使うぞ〜!

          


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FIRENZE(フィレンツェ)


フィレンツェのユースホステル

1日目

10時12分ローマ発フィレンツェ行きのトレーノに乗り、14時に着きました。
フィレンツェに来るのは2度目。大学の卒業旅行でアヤ&トモちゃんと来て以来です。
駅の雰囲気は変わっていなくて、懐かしく感じました。
ただ、前回と違うのは、アナウンス、看板がほとんど理解できること。

(やっぱり言葉が分かることは、旅では重要です。なきゃないで、何とかなるけどね(^_^;) )

バス停でビリエット(切符)を買おうとしたけど、機械が壊れていたので、
キオスクで3時間有効のビリエットを購入。
事前に調べたユースホステルのガイドに従い、17番のバスに乗ります。
バスの中で、近くのおばあさんに
「ユースはカポリネア(終点)よ!」と言われ、
終点まで行ったのに、降りてみたらそれらしい建物も看板もありません。
運転手に聞いてみたら
「行き過ぎだよ。」との事。あ〜、おばあさんを信じるんじゃなかった!
そしてUターンし、運転手に
「ここだよ!」と声をかけてもらい無事到着しました。

フィレンツェのユースホステルは、林の中にありました。バス通りに面した大きな門をくぐると、
上り坂になっていて、持参のキャリーバックをひきずり、林を延々歩いて行きました。
建物に着いた時には汗びっしょり。
まったくひどいところに建てたものだ。と言うのが最初の感想。

(実は、このユースホステル、昔の貴族の別荘をそのまま使っているんです。私が林だと思っていたのは、別荘の敷地内だったってこと。いや〜、それにしてもちょっと街まで、と思ってもあの林を延々歩くかと思うと、一日1往復が限界ですね(^_^;) )

   
ユースホステルの中。左は正面玄関を入ったロビー。奥に食堂が見えます。右が4人部屋。景色がキレイ!


チェックインして部屋に荷物を置いたら15時半。ユースを出て、街へ繰り出しました。
ユースの近くのバールで一休み。
と思ったら、
カップッチーノは2000リラ(100円くらい)。
ローマでは大体1500リラ(75円くらい)なので、
「高い!」と驚き!
また街で切り売りの
ピザを買ったら一切れ5000リラ(250円くらい)。
これまた
「高い!」ローマなら3000リラ(150円くらい)。
観光の街だから?でもローマだって観光の街でしょう?
たまたま入った店が高かったのかと思ったけど、大体このくらいがフィレンツェでは普通でした。

憧れの
ドーモの周辺を散歩。今日はもう夕方なので、クーポラへは登らず、日を改めることにしました。
「前に卒業旅行でアヤ&トモちゃんと3人でここをワイワイ歩いたなぁ〜!」と懐かしく思い出しました。
あの時、路上の絵描きさんに3人で似顔絵を書いてもらったのも、ここドーモ広場でした。

街の洋服屋はセールの真っ最中。
「あまり荷物を増やせないしな・・・」と思いつつ、ちゃっかり店内へ。
大体がローマにもある店のチェーン店で、品揃えもローマで見たものばかり。
イタリアの街は小さいので、ノーブランドの服でも、
「さっき入った洋服屋で見た服が、別の店でも売っていた!」なんてことが良くあるんです。

  

18時半、駅の地下街を通り、バスでユースホステルに戻りました。
夕食はチェックインの時、ユースホステルの食堂で頼んでありました。
「セコンドピアット」と書いてあったので、(通常イタリアではセコンド=肉料理
「どんなお肉かな〜?」と期待していたら、出てきたものは
串に刺さったソーセージとピーマン、インサラータ(サラダ)、パーネ(パン)だけでした。
あんなに歩いたのにぃ。足らない・・・。

食堂のおじさんがおどけて、
「デザートは、リンゴと洋ナシどっち?」
両手に持って聞きに来て、ちょっと可愛かったです。
また、私が食べていると
「ピサッ?ピサッ?」とか何とか言いながらフロアに来て、
何かを探しているみたいだったので、
「猫ならあそこですよ。」と教えてあげたら、
ピザを注文した人を呼んでいた事が分かり、大笑いしました。

ユースホステルの部屋は4人部屋。だけど、私一人しかいません。
あーあ、退屈。疲れていたし、やることもないので、早めに寝てしまいました。




          

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