1 5年ぶりのROMA! 2 サラとローマ散歩! 3 友達のお家!
4 ラディスポリの海! 5 ローマで遊ぶ! 6 フィレンツェのリチャードジノリ
7 フィレンツェのドゥォモ 8 フィレンツェ散歩 9 フィレンツェ散歩2
10 再びROMAへ&イタリアの美容院 11 サラ&アレッサンドロの結婚式 12 ヴァティカン博物館
13 ROMAの街の中心を歩く! 14 テヴェレ川&トラステヴェレ地区 15 メルカート(市場)
16 1つ目のB&B 17 サンピエトロ寺院&サンタンジェロ城 18 カレーパーティー&ローマの夜
19 2つ目のB&B 20 ROMAの過ごし方! 21 オスティアの海
22 ダニエレの家 23 さようなら!ROMA

               


フィレンツェのリチャードジノリ


ローマからフィレンツェへ一人旅〜!( ̄ー ̄)v ブイ!


ローマのB&Bをチェックアウトし2泊3日へフィレンツェに出掛けました。
テルミニ駅の券売機でチケットを買い
『INTERCITY』(特急列車)に乗り込みます。
2等クラスの座席は6席の個室。
私が1人で座っていると、イタリア2人と連れの日本人女性が入ってきました。
この日本人女性がクセモノで。┐(´〜`;)┌

私にご自慢のイタリア語を披露したいのか、とにかくベラベラ大きな声で
まくしたてておしゃべりするのです。それはまるで壊れたラジオのよう。
確かに彼女のイタリア語は素晴らしく流暢なのですが、
仲間たちは口数少なく、彼女の声が響き渡るのです。

そこで、一喝。イタリア語で
「申し訳ありませんが、私は少し休みたいのでお静かに願えますか?」
と言ってみました。すると・・・シーーーーン。<(; ^ ー^)  その人もちょっとビビったのか静かになりました。


  

その後、彼女らは下車し南イタリアのカラブリア出身のおじさんとイタリア人の女の子が入ってきました。
私がカメラで窓からの景色を撮影していると、おせっかいな南イタリアのおじさん大活躍!
「ちょっと待て、もう少し行くといい景色があるから。」
とのこと。岩がゴツゴツある箇所を通りかかると、
「さぁ、撮れ!ほら、早く!」とせかします。
「あれ、何て言うんですか?」と聞くと、ノートに『LE BALZE』(『崖』の意)と書いてくれました。
それは分かってるって。何か特別な呼び方があるのかと思ったのよ。

イタリア人の女の子にも、
「大学生?何を学んでるの?」「アート?専攻は何?」等々・・・
彼女はウザそうにするのかな〜と思ってみていたら、普通に返事していました。
日本だったら、
「何このおっさん、ウザイ〜!」と言われそうですが、
イタリアではこのように知らない人とでも気軽に会話して、その場を楽しみます。(^_-)-☆

その後、フィレンツェらしき駅に着いたのだけど小さな駅だったので
「あれ?フィレンツェ中央駅はまだ?」と聞くと、
「この列車はフィレンツェ中央駅には行かないよ。早く降りろ!1番線に乗り換えて。」
と教えられ、キチンとお礼も言えないまま慌てて下車しました。
どうやら、ローマでチケットを買うときに間違えたよう。
Firenze Campo di Marte駅で乗り換え、ようやくフィレンツェ中央駅に到着しました。良かった〜!

  
ここが2泊3日お世話になったB&B!   お部屋の鍵を持って出かけま〜す。


フィレンツェのB&Bは、町のど真ん中にあるドゥオモから徒歩2分と、最高のロケーション!
2日前にローマからインターネットで予約をし、
「ちゃんと予約出来てるのかな?」
とドキドキしながら
住所を頼りに到着しました。\(^▽^)/

ここはローマのより小さくこぢんまりしているけど、とても可愛くて気に入りました。
フロントでイタリア人のおじさんがチェックイン手続きをし、部屋を案内してくれました。
私の部屋は小さなシングルルームで中にシャワーがついています。
しかし、
「トイレがないよ・・・。」と思っていると、
「君の部屋には、残念ながらトイレがないんだよ。廊下を挟んで反対側にトイレがある。
これがトイレの鍵だ。他の部屋の人は部屋にトイレがあるから、このトイレを使うのは君だけ。
つまり君専用のトイレなんだ。君は予約の時にトイレ有りを希望って書かなかったから・・・。」

って。まぁいいけどね・・・。(ノ^_^) ハイ!

さらに笑えたのが、
「トイレの電気はオートマティックなんだ。こうやって中に入ると・・・
あれ?つかない。普通はつくんだよ。こうやって。あれ?つかない。」


「こっちに来なさい。もう一つ廊下にトイレがあるから。ガチャ!
ほら、こうやって中に入るとオートマティックで付くだろ。」

って、私専用のトイレは電気が付きませんでしたけど。
まぁ、いいや・・・とあきらめます。<(; ^ ー^)

部屋では持参のパソコンでインターネットの無線LANが利用できます。
「これがパスワードだ。これでやってみなさい。私はよく分からんが、隣の部屋の
アメリカ人旅行者はパソコンが得意らしく使えていたよ。何かあったら彼に聞きなさい。」

ってそんなんでいいのか・・・?

結局、難なく設定が出来、すぐにインターネットを使うことができるようになりました。ほ〜良かった!


これが私の部屋〜!(≧・≦)♪

  
部屋の窓からは馬がパッカパッカ歩く音と教会の鐘の音が聞こえてきます。  隣の建物は
『ダンテの家』




部屋で一休みした後、フィレンツェ郊外のリチャードジノリの工場へ行くことにしました。
今回、フィレンツェに来たのはコレが目的!明日にしても良かったのだけど、
目的は早く済ませ、明日は一日観光することに。一人旅は、こういう急遽変更がよくあります。(^_-)-☆

フィレンツェ中央駅前のバールでアイスピーチティーをテイクアウト!

(実はこのバール、以前も入ったことがあり懐かしい〜。あれはどこへ行った時だったっけ?)

郊外へ行く28番バスに乗り、周りの人に目的地確認しました。
しかし、一人降り、二人降り・・・、不安になったので運転手に聞きに行くと、
「え〜っとね。うーんと・・・。あなた今すぐここでバスを降りて、
 1つ前の停留所に戻って、2番バスに乗り換えなさい。」
と、路上で突然降ろされました。

え〜、このバスさっきカーブしたよね。どの方向から来たか、喋っていて見てなかったんだけど・・・。
(心の声)

車がびゅんびゅん行きかう車道を横断し、ポツーンとバス停に佇む私。
「一応バス停に『2番』って書いてあるから来るでしょ。もし行かれなかったら、明日出直そう!」
と、自分を言い聞かせて待ちました。

しばらくすると2番のバスがやって来て、運転手の若い男の子に行先を伝えると、
「え〜!○○通りかぁ。多分ね〜、多分、おれの記憶が間違っていなければわかる。」
・・・ってそんな言い方〜。┐(´〜`;)┌

しばらくして細道を通ると、路上駐車の車が道をふさいでいてバスが通れません。
イラついた運転手クンは、プープープップップとクラクションを鳴らし、慌てた運転手が戻って来ました。
こんなことがあったので、私のことなんて忘れてしまったのでは?ともう一度
「ねぇ、まだ?あとどのくらい?」
と言うと、
「大丈夫。大丈夫〜!あ、そこそこ。多分そこだよ。」
と降ろされました。


「え?どこですか?」って感じのなーんもない道。右へ行くの?左へ行くの?人も歩いてないし。
ウロウロしてたらバールがあったので店員に聞くと、店の外まで出て目指す場所を教えてくれました。
さらに、途中のガソリンスタンドでももう一度確認。
「あの丸いの見える?ジノリって書いてあるだろ。あれがジノリの工場さ!」

てなわけで、かなり不安だったけどようやくたどり着きました。


手にはガイドブック、切り抜き、メモ帳が!やっと看板を見つけたところ!


まずは、博物館を見学!チケット1枚6ユーロ(約1000円)。
下に以前の通貨3000リラ(約150円)って印刷してある。ずいぶん値段が違うんですけど・・・。┐(-。-;)┌

    
郊外の博物館は、見物客なんと私一人。係員が慌てて電気をパチパチつけてくれました。


有名なフルーツ柄の食器セット。これ全部欲しいわ〜!(*^m^*)


食器に町の風景を描くなんて、素敵〜!(≧・≦)♪

  
ここで、リチャードジノリのB級品がリーズナブルに買えるのです。


その後、お皿を売っている建物へGO!
ここはダンスホール並みの広さがあり、数々の食器が山積みされています。
地元の人たちも来て、大量購入したり、贈答品用にラッピングしていました。

私も大量購入したかったけど、送料『最小30kg=340ユーロ(約6万円)』
と言われて、あきらめました。

1時間ほど迷った末、お皿13枚購入〜!♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
係りのお兄さんを呼んで買うお皿を「これとこれと・・・」と伝えて行きます。

「重さがどのくらいか分からないから、一応梱包したあと持たせてもらえますか?」
など言いながら、一つ一つ選んでいきます。
亡き母の仏壇に置くコーヒーカップは、係りのお兄ちゃんに
「地味じゃない?こっちの金色の柄が入った方がいいんじゃない?」と言われ、
素直にそれにしました。
「このカップだけ、君が背負ってるリュックに入れていけば?」
と言うので、
「あ、そうね。」と言うと、「ジョーダンだよ!ははは!」だって。もう!(*_*)
お兄さんがお皿を梱包し、お会計して受け取ったら終わりです。

とても楽しく有意義な買い物が出来、大満足で持ち帰りました〜!
・・・と言いたいところですが、両手にお皿計13枚はかなりきつかった。
欲張って3枚選んだ色違いの大皿が、たまらなく重いのよ。(>_<)
手がちぎれそうになりながら、ワッセワッセと持ち帰ったのでした。
これをまたローマまで持ち帰り、更に日本へ持ち帰ると思うと苦痛だ・・・。

(フルーツ柄はありません!これから行かれる方はご注意を〜!)




               

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