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ROMA(ローマ)

2日目午後

ナヴォーナ広場
の噴水の前で、無事サラと合流!ご主人のアレッサンドロと愛息子ジャコポも一緒です。
♪♪(≧▽≦)八(≧▽≦)八(≧▽≦)♪♪

ジャコポはサングラスをかけてオシャレして登場!さすがイタリア男だね。

サラが
「この後、どうする?何処に行きたい?」と聞いてくれたので、「まだお腹が空いていないから、まずパンテオンを見て、周辺のお店を見たり、裏路地の写真を撮りたい!あと、スペイン広場の近くの店に行きたいの。とリクエスト。

皆で
パンテオンに入りました。ジャコポも中に入るのは人生初なんだって!主人と一緒だね。
♪ (〃^ー゜)db(゜▼^〃)★★



私とサラは何度も来ているので、主人が写真を撮っている間オシャベリ!アレッサンドロとジャコポは、ベンチで休憩中。
主人の撮影が終わったので、サラがアレッサンドロに電話して出口で待ち合わせしました。

皆でパンテオンの前で記念撮影〜!ヽ(*゚▽゚*)乂(*゚▽゚*)ノ
最近ジャコポは、カメラを向けると変な顔ばっかりするんだって。

すると、サラがあることに気付きました。(σ゜д゜)σ
「ジャコポのサングラスがないわ!」

ナヴォナ広場で会った時は確かにかけていたサングラス。まぁ、パンテオンのベンチに置いてあるだろうと、戻ってみたけど見つかりませんでした。
(日本だったら、子供用のサングラスなんて盗る人いないよな〜)

サラは、
「ホントにもういい加減にして!コレで10個目よっ!」と大きな声で怒鳴っていて、それを私が小声で「サラさん、こう言っています・・・。」と主人に通訳します。

イタリア女は強いのですっ!♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!

 

 

さて、その後ジェラテリア『PALMA』の巨大ジェラート(モンスター)を見て大笑いしたり、小路の写真を撮ったり。私たちはまだブラブラしていても良かったんだけど、ジャコポが「お腹すいた〜!」と言うので、食事をすることに。

サラとアレッサンドロ曰く、観光地は観光客向けの店ばかりで美味しい店がない
とのこと。
「車で美味しいリストランテに行くことも出来るけど、スペイン広場に行くなら観光地を離れない方が良いわよね。進行方向を戻れば美味しい店があるけど前にミルと行ったし、進行方向だと最近出来た話題の店で、イタリア各地のチーズが食べ比べ出来るみたいなの。そこはどうかしら?」
とのこと。
「あ、その店『OBICA』でしょ。ガイドブックで見たよ!」と私が言い、入ってみることになりました。
♪(〃゜▽゜)ノ□☆□ヽ(゜▽゜*)♪

そんなに寒くなかったのでテラス席に皆で座り、サラがメニューを説明してくれてそれぞれオーダー。

フレッシュな各種チーズがテーブルに並びました。ぷるぷるで濃厚でクリーミー!どれも美味しい〜!プーリア産チーズとか、ストラッチャテッラと言う名前のチーズとか・・・。
(忘れないようメニューの写真を撮るつもりが忘れてしまいました)



前菜の生ハムや野菜のグリル、ジャコポのスパゲッティも来ました。

ジャコポは偏食らしく、食べられるものがとても限られているようで。チーズとオリーブオイルだけのシンプルなスパゲッティを作ってもらって食べていました。

サラと私はオシャベリが尽きなくて、 ジャコポがテーブルの下から私たちの所に来て
「マンマ!マンマ!」とサラを呼んでいます。主人が「ふたりが楽しそうに喋っているから、ママを取られて嫉妬してるんだよ!」と言うと、本当にそうだったみたい。ゴメ〜ン、ジャコポ!<(^∀^*)ゞゴメン〜♪

その後は、ジャコポとお絵かきしたりして遊びました。
♪〜ο(*^▽^)οο(^▽^*)ο〜♪

チーズも美味しかったし、ここまでは良かった!
しかし・・・

そんな感じですっかり時間を忘れていたけどかなり時間が経っているのに
メインディッシュが来ません。テラス席で最初は太陽が出ていてぽかぽか暖かかったのに、ふと気が付けば日が陰って来て肌寒さを感じ始めました。


来ていないのは、私とサラの『フンギポルチーニのリゾット』と主人の『カーチョ・エ・ペペ スパゲッティ』

客がそんなに増えた訳じゃないのに。店員が忘れていたのか?アレッサンドロとジャコポは、夕方からサッカーの練習があるので、食事の途中だけどここでお別れすることになりました。

サラが店員に催促してくれて、ようやく来た料理。しかし、ひと目見た途端
「えっ、コレ?」とつい言ってしまうほど美味しくなさそう。そして、やっぱり味も・・・美味しくない。
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工

「美味しくないよね!」「不味いわね!」とハッキリ言う私とサラ。「うーん。食べられないことはないよ。」と遠慮がちに言う主人。ここでもやっぱりイタリア女は強かった!ポカ─( ゚д゚ )─ン

サラは店員を呼び、
「ちょっと!コレすごく不味いわよ。あなた食べてみなさいよ!」それを私がそっと主人に訳します。店員が他のメニューを持って来ようかと言ったようだけど、また時間がかかるのはこりごり、と断っていました。

私がトイレに行った後で、サラがトイレに行ったので店員に会計を頼むと、もう済んでいるとのこと。
「今回は私と主人2人分だし、私が払うよ!」と言う私に、サラは「いいの。せっかくローマに来てくれたのに、こんな食事で本当にゴメンなさい。」って。サラは何も悪くないのに・・・。この後、アレッサンドロに電話をして文句をぶちまけていました。
ギャ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!

(ここまでお読みの皆さまは、きっとサラはクレーマーなんだなとお思いでしょう。しかし、イタリアではこの位は日常茶飯事で、大したことではありません)

私の隣で驚いている主人に、サラはあっさりと
「私はね、こういう時は絶対に黙っていられないの!私は、じゃないわ。イタリア人、いいえ、ローマの女性は!」と。それを私がまた訳して伝えます。

額縁の店。ただ並んでいるだけなのに、どうしてこんなに絵になるんだろう!


さて、食後はサラと3人で街を散歩!スペイン広場を目指します。

お洒落なアパートの入り口で写真を撮っていると、住人の年配の女性が連れの人たちに
「私のアパートはとてもステキだから、外国人観光客が写真を撮っているの!」と自慢げに言っていました。何か良いよね、こういうの!

もうすぐ目的の店に到着するという所で、主人が
「トイレに行きたい!」と言い出しました。ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!
日本と違ってイタリアはそんなにあちこちにトイレなんてないのに!
サラに言うと、
「バールでトイレを借りてお茶するか、少し遠いけどマクドナルドに行く?」とのこと。結局スペイン階段右手のマクドナルドでトイレを借りました。

ついでに隣の店で私がガイドブックに載っていたオシャレなお皿を見ると、想像以上の高額でビックリ!Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
サラがお皿を持ったまま
「"バカヤロー"の店ね!」と大きな声で言うと、奥から店員が出て来ました。しかも・・・日本人!もうやめて、サラ!!!

(「バカヤロー」は以前サラに「日本語のパロラッチャ(下品な言葉)を教えて!」と言われて私が教えたら気に入ってしまった言葉のひとつなのです)

こうして、ようやく目的の店にたどり着いたのでした。(*^▽^)ノ



スペイン広場から小路に入ってしばらく歩いたところにある店、『La Bottega del marmoraro』です。

実は少し前にテレビ番組『モヤモヤさまぁ〜ず・ローマ編』でこの店を訪れていて、それを主人と一緒に見て
うちの美容室『ナフィーズ』に飾る大理石のプレートを数枚買おうと決めていたの。

店主のSandroおじさんが、人生の名言を彫っていて、どのメッセージもポジティブでイタリアっぽくてとても素敵!
「テレビを見て、美容室に飾るプレートが欲しくて来ました!」と言うと、放送した内容を自分も見たとニコニコ笑顔のSandro!

「既に彫ってあるものでも良いし、店名を彫ることも出来るよ」とのこと。鉛筆でイメージを書いてくれました。

うちの美容室がどんな感じの店かを説明し、
「『HAIRMAKE』の位置は左寄せではなくて中央に!」とか、「『nafee's』は小文字が正式だけど、店名だから大きく!」とか、「『n』の文字が『m』に見えないように左は短めに!」とか、「『s』の文字を崩しすぎだからちゃんと『s』に」とか、「周りをはっきりとした線で囲み、淵を付けて欲しい」とか、「石に穴を空けて吊るすと、落ちて壊れる可能性があるから穴は空けずに台座に乗せて欲しい!」などなど・・・。

あーだこーだ私が言うたびに、Sandroおじさんは指で消して書き直し、ようやく皆の意見がまとまりました。オーダーメイドなので、翌日の夜取りに行くことになりました。
♪(o=゜▽゜)人(゜▽゜=o)♪

 

その後、再び街を散歩!サラのオススメのバール『Ciampini』で3人並んでカフェを飲みました。
「この店は美味しいでしょ?」とサラが聞くので「うん、美味しい!」と私が言うと、カウンター越しに私たちの会話を聞いていたバリスタが「うちの店のカフェは、世界で一番美味しいカフェだよ!」だって。なんか良いよね、こういうの!

これこそが、私の大好きなイタリアだ!♪〜ο(*^▽^)οο(^▽^*)ο〜♪

 

そしてテヴェレ川沿いに停めていたサラの車に戻りました。私がサラに頼んでいたフラワーアレンジメント、リクエストどおりいやそれ以上の最高の作品が出来上がっていて感激!
サラ、 あ(^○^)り(^。^)が(^∇^)と(^O^)う(^ー^)ノ
(15ページで紹介しています)

車に乗った途端、ポツポツ雨が降り始めました。
「私たちはついてるね!」と言いながら、サラの運転でコロッセオ、ピラミデ、ポルタポルテーゼ、チルコマッシモ、カラカラ浴場、サンタマリアインコスメディン教会(真実の口がある所)を車窓から見学。テルミニ駅まで来たけど、駐車出来る場所がなくて駅周辺をぐるぐる何周もしてくれたけど見つからず。

(駐車スペースを探すのが大変なのも、挨拶を丁寧にしたいのもイタリアならでは)

しかし、今回は本当に停める場所がなかったので諦めてホテルの真横で私と主人は車から降り、手を振ってサラを見送ったのでした。

サラ、短い時間だったけど会えてとても楽しかったよ。
本当にどうもありがとう!゜☆,。・:*:・゜★o(´▽`*)/♪Thanks♪



 

ホテルの部屋で2時間ほど休憩。時差ボケで眠いのに、頭は興奮していてやっぱり眠れません。

19時に
ラウラとダニエレが会いに来てくれました。トラステヴェレで夕食をするつもりだったけど、愛息子ダヴィデの具合が悪いとのこと。なんと、前日の夜ラウラが手をひっぱったら肩の骨が脱臼してしまい大雨&雷の中、車で夜間診療に連れて行ったんだって。初めての出来事でパニックで、ラウラは自分のせいだと大泣きし、大変だったんだとか。今は落ち着いて、家でおばあちゃんと一緒にいるとのことだけど、そんな大変な時に、来てくれたなんて!

カフェで少しだけオシャベリし、ラウラとは最終日の午前中にもう一度会う約束をし、この日は早めに解散しました。

主人と夜のテルミニ駅へ。o(^-^o)(o^-^)o
明日のフィレンツェ行きの列車の時刻を確かめようと窓口に寄ると
「前日までにチケットを買うと割引になりますよ!」とのこと。往復チケットを購入し、ホテルへと戻ったのでした。




               

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