MILANO(ミラノ)
1日目 ミラノ着
13時20分、無事ミラノに到着しました。
入国審査で、外国人の列は混雑していてなかなか進まず。
ようやく私の番になったら、税関係員の女性が「日本語で『こんにちは』と『ありがとう』は何て言うの?」だって。「こんにちは」と「ありがとう」を何回かずつ練習し、「Grazie!」と言われ無事通過。「おいおい、だから混むんだよ!」と言いたいよ。私の次に主人が通過すると、今度は隣の税関係員とオシャベリが始まったようです。「あぁ、イタリアに来たなぁ!」と思う瞬間なのでした。
預け荷物を受け取り、去年と同じATMでお金をおろしました。
(クレジットカードがメインなので150ユーロです)
そして、これまた去年と同じバス会社のカウンターで、市内への往復チケット買います。ここでも係員はおしゃべり。子供がモルタデッラハムを食べた話を、楽しそうにしていました。オシャベリのタイミングを見計らって「ミラノ中央駅行きの往復チケット2枚ください!」と言わなければなりません。あぁ、これもイタリアだ!往復チケットは1人14ユーロ。
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「とりあえず、イタリアに着いたらまずはカフェだよね!」と、カフェに入り、カプチーノとカフェラッテを頼みました。カウンターで出来上がるのを待っていると、隣の女性が女性店員に「熱すぎるから豆乳を足して!」と言っていて、女性店員は露骨に「はぁ〜?」と嫌な顔をして同僚に言いつけ、文句を言いながら渋々入れていました。あぁ、これもイタリアよ!
1年振りにイタリアで飲んだカプチーノとカフェラッテは・・・、ぬるい!そうなんです。イタリアではバールでサッと立ち飲み出来るようぬるめで提供されるのです。
「あぁ、『熱くして!』って言わないと、熱々が出て来ないことを忘れてた〜!」
こんなミスもイタリアを感じるひとコマです。さっきの豆乳を足してもらった女性と逆だったら良かったね。
(空港に着いただけで、既に日本との違いを全身で感じることの出来るイタリア!日本で暮らす私の日常にはない光景ばかりだけど、イタリアではこれが普通なんだよね。どちらが良いのと言われると、うーん・・・。人間らしいのは、間違いなくイタリアだな。)
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空港の外に出ると、雨上がりのようで道路が濡れていました。バスに荷物を預けようとしたらまだひとつもなくて、「あれ、私達が最初?バスは何分後に出ますか?」と聞くと、「そうだよ。君達が最初のお客さんだ。バスは10分後くらいに出るよ。」と教えてくれました。
バスの出発は14時50分。気付けば、飛行機がミラノに到着してから1時間半が経過。どれだけ待たされ、のんびりしていたかが分かるでしょう。
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車内では、主人と両端の一番前の席に座り、
ミラノの街の景色を楽しみました。
バスの車窓からホテルを見つけ、ミラノ中央駅に着いたら来た道を少し戻ります。しかし、車通りが激しく信号を渡れません。そんな私達の横をサッサと渡る歩行者たち。
「そうだ、イタリアでは歩行者はモタモタしているといつまで経っても渡れないんだった!」と感覚を思い出しました。あぁ、これもイタリアよ!
『43 Station Hotel』に到着。チェックインすると、「イタリア語、出来るのね!」と言われたけど、速いと聞き取れないですよ〜。部屋の行き方は、「1階から通路をずっと歩いて行くと奥にもうひとつエレベーターがあるから、5階まで乗るように。」とのこと。
鍵を渡され、荷物を引いて通路を探したけど、「あれ?突き当たりはオフィスなんだけど。」とウロウロ。すると、スタッフが出て来てもう一度説明してくれました。
言い訳っぽくなっちゃうけど、悔しいから言わせてもらうと・・・イタリア語はちゃんと聞き取れていたのですが、イタリアではロビーが0階であることをすっかり忘れていただけなんだよ〜!この後、無事部屋に入れました。
インターネットで予約した部屋は、想像より随分小さくて、入った瞬間私も主人も「あれっ?」っとなりました。けど、駅からも空港行きのバス停からもとても近いし、シンプルすぎるけど清潔だし、まぁ良いね!
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少し休んで、近くのスーパーマーケット『Carrefour』に行ってみることに。ミネラルウォーター、ヨーグルト、ビール、お気に入りのピーチティーを購入。トマトも買いたかったけど、あまり新鮮じゃなかったので買いませんでした。
さらに、ホテルの並びにあるSALUMRIAで、量り売りのハムとチーズを買ってみました。定番のパルミジャーノレッジャーノ、ハムはモルタデッラを100g、「サラミも買いたい!」と言ったら「ミラノ産よりクレモナ産がオススメだよ。」と言われ、それも100g買いました。
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ホテルに戻り、早速食べてみたよ。チーズもハムも新鮮で、美味しすぎる〜!ハム2種こんなにたっぷり&チーズで6.53ユーロです。安い! |
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