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BERGAMO(ベルガモ)

2日目 夕方

高台の駅に着くと、駅の出口の横にある展望台ではなく「まずはトイレに行きたい。」と主人。だから、ケーブルカーに乗る前に行ったら、って言ったのに。私だって初めて来る場所だし、どこにトイレがあるかなんて分からないよ!怒!

すぐ右に
絶景の展望台があるのに、とにかくトイレと言うので、仕方なくトイレを探すことに。しかし、ここはイタリアの田舎の小さな町。日本みたいに駅に必ずトイレがあるわけではないのです。

検討もつかないので、ケーブルカーの駅前のレストランに入り、
「すみません、注文の前にトイレを使っても良いですか?」と聞くと、店のおじさんが「どうぞ!」快く迎えてくれました。店のおじさんが救世主に見えました。主人はそそくさトイレへ。

主人を待っている間、店内を見るとカフェではなく、おいおい結構しっかりしたレストランだよ。
ミシュランに載ったこともあるみたいです!

『Baretto di San Vigilio』というリストランテです。


結局、外の席でエスプレッソを頼むことに。「結構ちゃんとしたリストランテだし、いくらするんだろう?」とドキドキしたけど、意外にも1杯2ユーロと良心的でした!
日本に比べると、レストランでもドリンクの値段設定が安いんだよね。それが日本に比べてイタリアの方が良いな〜、と思う点でもあります。


 

カフェを飲み終わり、ようやく高台で絶景を眺めました。













坂を登ると、お城の看板を見つけたので向かってみることに。しかしお城の敷地内は誰もいないし、行き止まりのただの森で、諦めてUターン!途中、教会の案内を見つけ階段を登ると展望台に出ました。



ベルガモの夕陽


 





ケーブルカーの乗り場に戻ると、私達の救世主のおじさんがレストランの外にいて、目が合いニッコリ微笑み合いました。どんな料理があるのか興味があるけど、帰らないといけないの。イタリアのレストランはメニューに写真がないから、頼む前にイメージ出来ないのが、日本に比べて残念だな〜と思う点です!

(イタリア人曰く、頼んだら出てくるのに何故事前に確認しなければいけないの?と言う考え方なんだとか。)

そして、下りのケーブルカーに乗りチッタアルタに戻りました。




ケーブルカーを降りて、さっきのバス道路へ。来た道をずっと歩いて戻るのではなく、ここからベルガモ駅まで直接バスで帰れるのではと思い、バスの運転手に聞いてみたら「ベルガモ駅まで行くよ。」とのこと。学生たちで満員のバスで、あっけなくベルガモ駅まで帰ることになりました。このバス、満員で誰も降りないので途中の停留所で人が並んで待っているのに、そのまま黙って通過。運転手さん、暗い中で待っている人に何も説明しないんだな〜。あぁ、こういう所もイタリアだな〜と思います。

「バスがこの状態なら、あの停留所でバスに乗って良かった〜。」と思いました。
ベルガモ駅に着いて、そう言えばベルガモのお土産を何も買っていなかったことに気付き、駅の売店で探してみたけど、これと言って欲しいものがなく。18時02分の電車でミラノに帰りました。

ミラノに着いて、翌日の
Verona行きのチケットを買いました。
ITALOと比べてみたら、Italoは82.4ユーロ、30ユーロも高いよ!そんなに時間も変わらないので、安い方で行くことにしました。




               

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