VERONA(ヴェローナ)・
MILANO(ミラノ)
3日目 夜
日も暮れて来たので、ヴェローナ駅に戻ることに。
途中で「バールに入ろうか?」と言ったけど、主人が「もう一度ディズニーストアで買い物する!」と言うし、早めに駅に向かい駅で食事することにしました。考えてみたら、ヴェローナに着いてから一度も座ってないよ。ランチもレストランじゃなくて、切り売りのピザを歩きながら食べたし!観光が楽しくてすっかり忘れていたけど身体はクタクタ。この後、私の思考能力はかな〜り低下します。
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ディズニーストアで買い物。主人が2つ商品を買ったので「お土産用に、袋をもう一枚ください!」欲しいと言ったら、「2枚目はお金を取る」と言われました。イタリアってそうなのかな〜?そこで、もう一度主人が何か言ったら、「何この日本人?」とでも思われたのか、なんと2つとも袋なしで商品をそのまま渡されました。はぁ〜!怒!普段の私だったら、「おいおい、ちょっとそこの店員さん!」と文句を言いに行くところですが、相当疲れていたので面倒で何も言いませんでした。
別の店で、主人が買うかどうか迷っていたスリッパは、私が「ここで買わなくても、日本でもっと良いのあるよ。」と言って、結局買わず。主人は行きの飛行機でスリッパが壊れてしまい、帰りの飛行機で履くスリッパを気にしていたようです。機内でスリッパを履く時なんて、トイレに行く時くらいでしょう。私のを履けば良いよ、という結論に至りました。
アレーナまで戻って来たらちょうど駅に向かうバスが来たので、17時のバスで駅に向かいました。
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そして、駅に到着!と言いたいところなのですが・・・やってしまいました〜!汗!
疲れてクタクタな上にバスも混んでいて、思考能力が完全にストップした私。
「あれ?駅かな?」と思って一度降りたのですが、川沿いで「駅前に川なんてなかったよな?」と、慌ててまた乗ってしまいました。少し進んでも「駅はこちら」の看板が見えたから、やっぱり違っていたんだと思っていたのだけど、住宅地のような景色になり「これはおかしい!」と思い慌てて下車。
普段に私なら周りの人に聞くのですが、疲れていてその気力もなかったのです。それが自分の首を絞めるとは思ってもみなかったよ〜。バス停の前のバールにいたおじさんに聞くと「駅から1kmくらい過ぎてるから、歩いても戻れるけど、反対側のバスに乗るといいよ!」と教えてもらい、反対側の停留所へ。しかしいくら待ってもバスが来ない〜!疲労はピークに達していました。結局、ようやくバスが来て、今度はちゃんと駅に着いたのでした。
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全部で10.5ユーロです。
駅前はロータリーなのでレストランはなく、探すのも疲れるし、駅からあまり離れるのも心配なので駅の中にいることにしました。
トイレは、駅では1ユーロ。イタリアではとにかくトイレ事情が一番困る。特にこの時期は身体が冷えるから、すぐにトイレに行きたくなってしまうのです。観光中もなるべくトイレに行きたくならないように水分を控えているから、喉がカラカラ。
結局、駅には軽食の店しかなくて温かいものが食べたかったので切り売りのピザを買い、ピーチティーをがぶ飲みしました。
食後、まだ時間があったので向いのカフェでエスプレッソ。「サプリメントを飲みたいから、コップ1杯お水もらえる?」と聞いてみると、「レジで言って!」だって。おいお〜い、水道水もお金を取るのかい?他の街ではバールでお水ちょうだいって言えば、出してくれるぞ!けど、それを言う気力もない・・・。
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18時45分発 20時35分ミラノ着。
「ミラノの国鉄の駅を見るのはこれが最後だね」と写真を撮りました!
ミラノに着いて、主人は「夕食のレストランどこにする?昨日のレストランの近くに日本食のレストランもあったよね?まさか日本食は行かないか〜。ハハハ!その隣に良い感じのイタリアンレストランあったよね!」と言っていたけど、私は何だかとても疲れていて食欲がなく、レストランに入ってオーダーしたり、気を使うのが面倒で、スーパーマーケットで色々買ってホテルで食べることにしました。
スーパーの食材売り場の男の子。外国人に話しかけられたくないオーラ全開だったけど、私がイタリア語で、「これは何?ツナと豆のサラダ?」「これは辛い?じゃあこれもください。」と話したら、急に愛想が良くなりました。レジの女の子にも「袋はいらないです。」と言うと「あら、あなたイタリア語喋れるの?」と言われ、「日本語で"フクロ"って言うの?発音が可愛いね!」と笑って、私の心もちょっと癒されました。
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そして、長かった一日は終わり無事ホテルに着いて、買って来たお惣菜をテーブルに広げてソファでゆっくり食べました。あぁ〜、やっと座れたよ!
明日の朝チェックアウトなので、荷物をまとめました。お土産結構あるけど、捨てていくものが多いし大丈夫だろう。お風呂に入って寝ました。
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