2000年5月。憧れの『イタリアでの生活』を実現すべく、ローマの地に降り立ちました。
海外で『生活』なんて初めて!最低限の荷物を詰め、何も考えずやって来ました。

初めての体験山盛りで、今では「あ〜そんなことで驚いていたっけね!」と思う事だらけ!
沢山の出会いで勇気をもらい、自分でも信じられない程積極的に行動しています。

これから綴る私の
『ローマ生活体験』で、イタリアの雰囲気を感じてみてください!o(^ー^)


第1章(長期滞在編)

1.暮らし  2.食べ物とレストラン  3.ローマ在住日本人  4.やってみよう  5.失敗

  6.出会い(前半) 7.出会い(広場) 8.出会い(後半) 9.留学準備 10.トラブル・おまけ!



第2章(留学編)

1.イタリアとの出会い 2.私が暮らしたアパート 3.お友達のお家 4.イタリアならでは 5.カッフェへのこだわり 6.ジェラートへのこだわり 7.ピザへのこだわり

8.リストランテとトラットリア
  9.語学学校@  10.語学学校A  11.失敗と発見色々  12.手作り料理  13.アルバイト  
14.交通事情@  15.交通事情A

16.友達との過ごし方 17.ポルタポルテーゼ 18.友達同士のイタリア語 19.ナヴォナ広場の夜BGM付♪ 20.電話とインターネット 21.日本が恋しくなったら

22.水道&光熱事情  23.ハロウィン  24.クリスマス  25.お正月  26.警察事件  27.働く子供たち  28.イタリア男 29.留学を終えて・・・BGM付♪


          


1.暮らし

  あ〜夢みたい!サン・ピエトロ寺院へ散歩

憧れのローマに到着したのは、夜。
事前に契約したアパートの管理人さん家へ行き、車でアパートへ。
翌朝目を覚ますと、本当に夢にまで見たローマの朝でした。

ローマのアパートでの生活・・・と言う事は、外はローマの街!
(当たり前か!)

スーパーへ行っても、イタリア語表記の食材ばかり

(そりゃ、そうでしょ。)


乗り物も、イタリア語のアナウンスに車窓はイタリアの街並みです。
なんてステキな生活なんでしょう!
これぞ、まさに
夢に見たイタリアンライフです!

ローマ中心部は、歩いて廻ることができます。アパートからの散歩コースは、

カンポディフィオーリ広場、パンテオン、ナヴォナ広場、テヴェレ川を渡り、
サンタンジェロ城、サン・ピエトロ寺院
へと続きます。

憧れの、サン・ピエトロ寺院に散歩でフラリとやって来れるなんて!
感激のあまり、胸を熱くし、目に涙を浮かべてニヤける私なのでした。\(≧▽≦)丿



 カンポディフィオーリ広場で植物を購入

自分のアパートがあるのは、とても貴重なことです。
ホテルでは味わえない「生活」を体験できます。
ある日、近所のカンポディフィオーリ広場のメルカート(朝市)で、
バラの花束とバジルの鉢植えを購入。

「外国のアパートで花を飾る」のも憧れでしたが、
「ハーブを育て、料理の仕上げにちょっと摘んで飾る」

と言うのをやってみたかったのです!
(以前、テレビドラマで見た。)

しかし、おバカな私はバジルの新芽を次々と摘み、すぐに枯れ木となりました・・・。
(涙)

   

 スーパーで買い物!ミネラルウォーターに苦戦!

「生活する」のは「食べる」こと。その為には食材を購入します。
近所のスーパーへ行きました。

まず、
『acqua minerale(ミネラルウォーター)』
「gas(ガス)」「senza gas(センサガス)」(「frizzante(フリッザンテ)」
「gassata(ガッサータ)」「naturale(ナチュラーレ)」

と色々書いてあるので、悩む外国人は少なくないでしょう。

イタリアでは、
「炭酸入り」「炭酸なし」があります。
「一体、このペットボトルはどっちなのか?」
表示を見ても良く分かりません。
ガス入りは甘くないサイダーみたいで私は苦手でした。
何度間違えた事か。
フタを開けて
「シュワァァァ〜〜ッ!」と音がすると、
「あぁ、またやってしまった!」
とガッカリ。
でも、段々このガス入りにはまって行きました。


(イタリアでは、食事の時ガス入りを飲む事が多いです。炭酸でさっぱりさせるからだとか。)

また、初めの頃、生の肉や魚を買うのは抵抗があり、お惣菜で済ませていましたが、
しばらくすると
「スーパーのパックに入ったものなら衛生的かな。」と、
購入するようになりました。

スーパーではなく、メルカート(市場)でも、肉や魚は売られています。
ところが、暑い日でも外に置き、ハエがブーンと飛んでいて、見るからに不衛生。
でも、より新鮮なのは、メルカートの食材。
その日の朝、屠殺(とさつ)場から運ばれて来たばかりなのですから。



 コインランドリー!コインを買ってスイッチポン!

この時、私が住んでいたアパートには『洗濯機』がありませんでした。
小さなものは洗面所で洗えますが、全部はさすがに無理!
近くのコインランドリーに通いました。

初めは、使い方が分からず、近くのおばさんが使い方を教えてくれました。
まず
6000リラで、専用のコインを購入します。洗濯物と洗剤を入れ、
希望の水量ボタンを押して扉を閉め、コインを入れてスタート!
週2のペースで通い、すっかり顔なじみになりました。
洗濯物が出来上がるまで、近所の人と話したりして楽しかったです。

(その後住んだアパートは、洗濯機があったので、貴重な体験となりました!)







          

inserted by FC2 system