第1章(長期滞在編)

1.暮らし  2.食べ物とレストラン  3.ローマ在住日本人  4.やってみよう  5.失敗

6.出会い(前半) 7.出会い(広場) 8.出会い(後半) 9.留学準備 10.トラブル・おまけ!



第2章(留学編)

1.イタリアとの出会い 2.私が暮らしたアパート 3.お友達のお家 4.イタリアならでは 5.カッフェへのこだわり 6.ジェラートへのこだわり 7.ピザへのこだわり

8.リストランテとトラットリア
  9.語学学校@  10.語学学校A  11.失敗と発見色々  12.手作り料理  13.アルバイト  
14.交通事情@  15.交通事情A

16.友達との過ごし方 17.ポルタポルテーゼ 18.友達同士のイタリア語 19.ナヴォナ広場の夜BGM付♪ 20.電話とインターネット 21.日本が恋しくなったら

22.水道&光熱事情  23.ハロウィン  24.クリスマス  25.お正月  26.警察事件  27.働く子供たち  28.イタリア男 29.留学を終えて・・・BGM付♪



               


ハロウィン

2000年のハロウィンはローマのディスコテーカで過ごしました!
日本ではハロウィンで、実際にパーティーをやる人は少ないですよね。
イタリアでも、一部の若者だけで盛り上がっているようでした。



夜、23時にテルミニ駅でアイちゃんと待ち合わせ。
合流した私達は、アイちゃんがアルバイトしているパブ(日本でいうカフェバーのこと)へ行き、
お酒を飲みながらハロウィンパーティーの準備です。

アイちゃんは魔女。黒のマントに黒のとんがり帽子をかぶって出来上がり!
いやぁ〜、可愛い魔女だこと!!(^_-)-☆

一方、私は近所の店で購入した
猫の変身キットを持参。
パブのトイレで、アイちゃんが私の
『猫メイク』をしてくれました。
アイちゃんが、私の鼻を黒く塗って、
「あれ?猫の鼻ってどんなだったっけ?」とか言いながら、
わざと変なふうにしたりして、大爆笑!

すると、それを見ていた同い年くらいの男の子が、
「僕がやってあげる!」と加わり、
『猫メイク』完成!
アイちゃんに
「この子、アイちゃんの友達?」と聞くと、「え?知らない人だよ!」とのこと。
ハロウィンはお祭りなので、何でもありなのです!


その後、車で吸血鬼のジャンルカヘビ女のセレナが到着
二人は、かなり本格的な変身をして来ました。


  
左から、アイちゃん、セレナ、ジャンルカ、私。オレンジ頭はパブのオーナー!



4人揃ったので、車でテスタッチョのディスコテーカ(日本でいうクラブ)へ。

真夜中だというのに、店の外は若者でごった返していました。
突然雨が降ってきて、皆びしょぬれ。
でも、私達は、ジャンルカの顔パスのお陰で、並ばずに入ることができました。

ジャンルカは、
「僕はゲイだから。ミルが不安がる事何もないから、安心して。」とのこと。
え?信じていいのか???・・・いいみたい・・・。
ジャンルカに手を引かれ、中央へ行って踊り狂うこと数十分。楽しい〜♪

店内は、ものすごい音量の音楽がかかり、天井のミラーボールが派手に回転し、
埋め尽くすような人、人、人・・・。
ミラーボールのあかりが頼りですが、店内はけっこう真っ暗なんです。
途中から、連れの3人とはぐれてしまい、知らない人たちと踊ったりしました。

しばらくして、アイちゃんが
「あ〜〜〜〜!ミル!」と見つけてくれました。
ディスコテーカでは、仮装をしている人は半数程度でした。

私の
おかしな『猫メイク』はかなり目立っていて、
さらに
イタリア人の中に日本人が一人だから、さらに目立つようです。
ちょっと踊り疲れて休んでいると、知らないイタリアーノに
「Balliamo insieme!(一緒に踊ろう)」と手を引かれ、大変でした。

明け方、帰り際に出入り口でも、

「Ci Vediamo giapponese!(また会おう、日本人)」
と言われ、大人気でした。
アイちゃんも
「ミル、すごい人気者!いいな〜!」と言ってくれて、私も有頂天に!
ところが、次の瞬間
『負け』を認める結果に・・・。

ディスコテーカで、セレナとはほとんど別々の所にいたのですが、
キレイな『蛇メイク』の顔半分がグチャグチャになっていました。
ジャンルカの説明によると、
「セレナはね、今日知り合った男とキスしまくって、顔の半分のメイクが消えたんだよ。」
だそうです。はぁ、すごいなぁセレナ・・・。

ジャンルカとセレナは
「もう1軒行こう!」と張り切っていたけど、私は体力の限界!
ジャンルカが運転する車内で、爆睡してしまいました。
気がつくと、私の家の前。
アイちゃんが気を使ってくれて、私を1番に家に送るよう、言ってくれたそうです。
ありがとう〜〜〜!アイちゃん。

実際に、帰ったのは朝の6時でしたが、私は暖かい部屋で、毛布に包まって寝ました。
その後、ジャンルカとセレナはどうしたかって?

・・・ひとりずつ送ってもらって、大人しく帰って寝たみたいですよ!笑!


ちなみに、日本では「お芋を食べると・・・」と言いますが、
イタリアでは「かぼちゃを食べると・・・」と言います!
上の絵、ハロウィンのグリーティングカードの絵なんですよ。(゜o゜)!!!




               

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