花売りの子供
ローマの主要広場は、昼夜問わず、演奏家やパフォーマンスをする人がいて、
地元の人々や観光客でいつも賑わっています。
そこで、観光客目当てに、バラの切り花を売る子供たちを見かけます。
イタリアにはチップの習慣があるので、演奏やパフォーマンスを見た人々は、
少額のお金を置いて行くのです。お金の代わりに、バラを1輪買って渡したりもします。
また、旅行客やデート中の恋人同士をターゲットにしているのかもしれません。
毎日同じ広場に行くと、そんな子供たちとも顔見知りになってしまいます。
自称Laura(ラウラ)ちゃんからは、会うたびに「Ciao!」と声がかかるようになりました。
私は彼女から花を買ったことはなかったけど、別の観光客が買った一輪のバラが、
ソプラノサクソフォンを演奏するアンディ経由で、私にプレゼントされたことがありました。
もらった深紅のバラは、水分が抜け、新鮮とはとても言えなかったです。
子供たちは、今日も花を持って広場へ向かうのでしょうか・・・。
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