第1章(長期滞在編)

1.暮らし  2.食べ物とレストラン  3.ローマ在住日本人  4.やってみよう  5.失敗

6.出会い(前半) 7.出会い(広場) 8.出会い(後半) 9.留学準備 10.トラブル・おまけ!



第2章(留学編)

1.イタリアとの出会い 2.私が暮らしたアパート 3.お友達のお家 4.イタリアならでは 5.カッフェへのこだわり 6.ジェラートへのこだわり 7.ピザへのこだわり

8.リストランテとトラットリア
  9.語学学校@  10.語学学校A  11.失敗と発見色々  12.手作り料理  13.アルバイト  
14.交通事情@  15.交通事情A

16.友達との過ごし方 17.ポルタポルテーゼ 18.友達同士のイタリア語 19.ナヴォナ広場の夜BGM付♪ 20.電話とインターネット 21.日本が恋しくなったら

22.水道&光熱事情  23.ハロウィン  24.クリスマス  25.お正月  26.警察事件  27.働く子供たち  28.イタリア男 29.留学を終えて・・・BGM付♪


               


10.トラブル

 恐怖!アパートに泥棒が入った!

ある日の事、夕方、買い物をした荷物を置きにアパートに帰ると、
入り口の大きな扉が開いていました。
イタリアのアパートは、表に大きな扉があり、住人は各自共通の鍵を持っています。
「管理人は、入り口も必ず閉めるように言っていたのに、開いてるじゃん!」
と思いながら、2階に上がったら、私の部屋の鍵が開いていました

各部屋の鍵は、さらに頑丈で、壁に4つの穴が開いていて、
鍵も4回グルグル回転させないと開かないようになっています。
だから「針金か何かで開けた」という風には考えにくいのです。

部屋に入ると、トイレの電気がついていて、スーツケースは、
入り口のドアの前に置かれ、今にも持ち出されそうな感じでした。
ソファーの上には、ナイフとフォークが散乱し、棚に置かれた電話帳は、
中に何かはさんだのかを確かめたのでしょう、開いたままで置いてありました。

泣きそうになったけど、ここには電話もありません。
すぐに外に飛び出し、管理人に電話をしました。
幸い貴重品はすべて身につけていたので、何も取られなかったし、
すぐに管理人が来てくれたから安心でした。
「もし何か取られていたら…」
新品のスーツケースは、鍵を無理に壊そうとしたようで、ズタズタに傷つけられていました。
「すぐに他の部屋を用意して。」と言ったもののホテルじゃあるまいし、すぐには無理。
しばらく管理人のアパートの一室を借りることになりました。


こうして、私はイタリアでの生活を満喫し、留学の準備を着々と進めるのでした。
     日本に帰国し、2ヶ月後に、留学と言う形で再びイタリアに渡りました。
     続きは、
第2章(留学編)をご覧ください!



   おまけ!

 後日、広場の仲間からステキな贈り物が届きました!


紙にローマの観光名所の写真が貼られ、コメントが書いてあります。

   

   


パンテオン「第二オフィス」フォロロマーノ「プライベートコレクション」
スペイン階段に面した教会「ジャンニの家」、極めつけ、真実の口「友達」!笑!
ステキな贈り物を、ありがとう〜!




               

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