第1章(長期滞在編)

1.暮らし  2.食べ物とレストラン  3.ローマ在住日本人  4.やってみよう  5.失敗

6.出会い(前半) 7.出会い(広場) 8.出会い(後半) 9.留学準備 10.トラブル・おまけ!



第2章(留学編)

1.イタリアとの出会い 2.私が暮らしたアパート 3.お友達のお家 4.イタリアならでは 5.カッフェへのこだわり 6.ジェラートへのこだわり 7.ピザへのこだわり

8.リストランテとトラットリア
  9.語学学校@  10.語学学校A  11.失敗と発見色々  12.手作り料理  13.アルバイト  
14.交通事情@  15.交通事情A

16.友達との過ごし方 17.ポルタポルテーゼ 18.友達同士のイタリア語 19.ナヴォナ広場の夜BGM付♪ 20.電話とインターネット 21.日本が恋しくなったら

22.水道&光熱事情  23.ハロウィン  24.クリスマス  25.お正月  26.警察事件  27.働く子供たち  28.イタリア男 29.留学を終えて・・・BGM付♪



               


電話とインターネット

ここに書くのは2000年〜2001年のイタリアでのことです。
現在の通信技術は発達したと思うので、あまり参考にしないでくださいね。



国際電話

『国際電話』と聞くと、お金がかかってしまうだろう・・・と思いますが、
知る人ぞ知る便利なカードがあります。

『チャオカード』という国際電話専用カードなのですが、
駅のキオスクや街のタバッキ(タバコ屋さん)で買うことができます。
1枚=20,000リラ(1,000円くらい)で、日本へは80分も話せるのです。

公衆電話からでも、家の電話からでもかけられます。
カードを買ったら、裏のスクラッチをコインで削ると、暗証番号が書かれています。

カードに記載のフリーダイヤルに電話して、暗証番号を入力し、
残り度数の確認後、日本の電話番号を押すのです。
フリーダイヤルに電話しているので、カード代以外は一切かかりません。

この手のカードは、類似品も多くあります。
一度、チャオカードと同じ料金で、120分話せるカードを買いましたが、
かけてみたら、
「あなたのカードはもう残量がありません」とアナウンス。
そんなはずはないと、問い合わせると、
「誰かのいたずらで使われたのでしょう。」とのこと。
暗証番号は複数の数字なので、簡単に使われることはないと思うけど・・・。

カード1枚分の損害だったので、たいしたことはなかったですけどね・・・。




公衆電話

イタリア人はおしゃべりです。普段も良くしゃべるなぁ〜と思いますが、
電話でも同様。
「イタリア人ってなんでこんなに電話、長いんだろう?」
とイライラすることが多々あります。

イタリアでも日本と同様、携帯電話はかなり普及していますが、
受けるのは無料だけど、かけるのは公衆電話からの方が安いので、
皆、携帯電話を片手に公衆電話へと向かいます。

地元の人たちや観光客が大勢集まる、ポルタポルテーゼ(蚤の市)やイベントで、
待ち合わせ相手に電話をしたいとします。
公衆電話の列に並びますが、一向に前に進まないのです。
大勢が待っているのだから、用件だけ伝えサッサと交代して欲しいものですが、
そんなのお構いなし!
電話の相手と大笑いして長話をしたりしています。

(これは、相手に気を使う日本人の方がいいなぁ〜と思う瞬間です。)

しかし、私は
「むかつくなぁ!」と思いつつ我慢するだけです。
イタリア人は違います。電話で盛り上がっている人の所にツカツカ行って、
「後ろ見てみなさいよ!こんなに並んでいるんだから!」と注意します。
すげ〜〜〜!(゜o゜)!!!

(これは、自分が日本人だなぁ〜と思う瞬間でした。
 しかし、徐々に私もイタリア人化していきました。)


また、イタリアでは
『公共のものを使うと、壊れている』ということがよくあります。
電話もその内のひとつ。
「カードを何度も入れても、飲み込まれずに出てきてしまう」
というのはマシです。
「コインを入れたのに、通話ができず、コインも戻ってこない」
という現象がよく起きます。
公衆電話の前を通ると、電話機をドンドンたたいたり、ガチャガチャしている人を
よく見かけます。
そして、そこを通り過ぎたおせっかいさんが「どうした?」「ダメか?」
「もっと叩いてみろ!」「これはムリだな!」などと口々に言っています。

公衆電話以外に、駅の切符販売機などでもよくある光景です。
日本にあるジュースの自動販売機がないのも、これが理由のひとつなのかもしれませんね。




インターネットカフェ

ローマの街には、インターネットカフェが何箇所かあります。
日本の友達にメールをしたりするので、週に1度は通っていました。
ところが、日本語が使えるインターネットカフェが少ない!
仕方がないので、「KONNICIWA」など、ローマ字で日本の友達にメールをしていました。

ローマでは『トレヴィの泉』の近くの、インターネットカフェが、
唯一、日本語を使うことができました。
私の場合、学割がきくので1時間8000リラ(400円くらい)でした。

その他、バルベリーニ広場の前に大きなインターネットカフェができ、
オープニングキャンペーンで最初の1ヶ月はかなり安く利用することができました。

今は、もっと増えているんだろうなぁ〜!





               

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