更に、外出先でバールに立ち寄るという習慣があります。
「ちょっと一杯!」という時は立ったままで、1杯飲み干します。
あまりにも早いので、店を出てもカップがまだ熱かったりします。
料金は、先払いの店が多いですが、後払いの所もあります。
イタリアではチップの習慣があるので、レジの横のコインを入れる箱に入れたり、
飲み終わったカップのソーサー部分に、さりげなく置いたりします。
まぁ、チップは払わなくてもいいんですけど、大体お釣の端数をチップにします。
飲食店では、チップは直接相手の手に渡すことはありません。額が小額ですから。
カウンターに立ってカフェを飲んでいると、店員と世間話をしたりするのですが、
他のお客さんが気軽に会話に入ってきたりして、すっかり仲良くなってしまい、
「この子の分も一緒に払うよ!」と、2人分払ってくれちゃうことが良くあります。
そして、おごったから何かくれ、というわけでもなく
「君と話して、楽しかったよ!Ciao〜!」と行ってしまいます。
(日本で、そこら辺のおじさんがしたら「キモい〜!何か裏がある!」と思ってしまいますが、
イタリアではどうしてこんなに自然に人々がコミュニケーションを取れるんでしょう。
いい国だな〜と思う瞬間です。)
イタリアには数え切れないほどバールがありますが、それぞれにこだわりの1件があるんです。
ここでは、私の通いつめたお店を紹介しましょう。
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