第1章(長期滞在編)

1.暮らし  2.食べ物とレストラン  3.ローマ在住日本人  4.やってみよう  5.失敗

6.出会い(前半) 7.出会い(広場) 8.出会い(後半) 9.留学準備 10.トラブル・おまけ!



第2章(留学編)

1.イタリアとの出会い 2.私が暮らしたアパート 3.お友達のお家 4.イタリアならでは 5.カッフェへのこだわり 6.ジェラートへのこだわり 7.ピザへのこだわり

8.リストランテとトラットリア
  9.語学学校@  10.語学学校A  11.失敗と発見色々  12.手作り料理  13.アルバイト  
14.交通事情@  15.交通事情A

16.友達との過ごし方 17.ポルタポルテーゼ 18.友達同士のイタリア語 19.ナヴォナ広場の夜BGM付♪ 20.電話とインターネット 21.日本が恋しくなったら

22.水道&光熱事情  23.ハロウィン  24.クリスマス  25.お正月  26.警察事件  27.働く子供たち  28.イタリア男 29.留学を終えて・・・BGM付♪



               


失敗と発見色々!

日本とイタリアの文化の違いもありますが、単なる
私のドジだったりもします。笑ってお読みください!



初めてのドラム缶式洗濯機!

日本では、縦型の洗濯機しか使ったことがなかった私。
イタリアのアパートで、初めて洗濯機を使った時、
フタをしてボタンを押した後、
入れ忘れた洗濯物に気づき、パカッとフタを開けてしまいました。
すると、バスルームの床が水浸しに・・・。ゴメンナサイ。
(゜o゜)!!!





バスに向かって猛ダッシュ!

ある日バスに乗った時のこと。
この日は午後から小雨が降り、折りたたみ傘を持って出掛けていました。
バス停で下りて歩き始めると、バスの中に傘を置き忘れてしまったことに気がつきました。
うわぁ〜〜、どうしよう!
反射的に、猛ダッシュでバスを追いかけました。
幸い、途中の信号で止まったので、運転手に手を振りましたが気づいてもらえず、
さらに走るはめに。
きっとものすごい形相だったと思います。笑!

やっと次のバス停に着いて、ゼーゼー言いながら事情を話したら、
「忘れ物だったのか。君は、バス停以外の所から乗りたいのかと思ったよ!」
と謝られてしまいました。
そんなわけないでしょ〜〜!

追記:
日本製の傘は品質が良いので、持ち歩いていると皆に褒められます。ローマでは、
普段使いの傘はペラペラで頼りなさそうな傘を使う人が多く、
折りたたみ傘は、やけにでっかくて重いのです。

ちなみに、雨が降るとどこからともなく道端に傘売りのお兄さんたちが現れます。
観光客の多い街ならではの光景なのかもしれませんね。






100円ショップはないのかしら?

日本では、『買いたいものを買うために苦労して探す』ということはあまりありませんが、
イタリアでは、買えそうなものがなかなか見つかりません。

というか、「日本円で○○円くらいであるだろう・・・」と思うものが、
実際やけに高かったりするのです。

ある日のこと。室内履きのサンダルを探していた私。
「ディエチ(500円くらい)以内で探そう。」
と思ってあちこち店をのぞいても、
へんなデザインのものが日本円で2000円くらいするのです。

(ケチな私・・・。今の私なら「必要なんだから高くても買っちゃえよ!」と言いたいですね。)

結局、街の露店の安い靴屋で、店先のどうでもいい靴(売れ残り品)が入ったダンボールを
発掘し、ド派手な蛍光オレンジ色のサンダルを、7000リラ(350円くらい)で買いました。
やったー!

(後日、ヴェローナを旅行した時、ユースホステルの部屋でこのスリッパをベッド脇に置いて
寝ていたら、深夜、同室の日本人の女の子ふたりが部屋に入ってくるなり、
「すんごいサンダルやなぁ〜!ホンマにすんごい。」「めっちゃ派手やなぁ〜!」
とのこと。恥しくて、寝たふりをしたのは言うまでもありません。)


その後、学校のそばに100円ショップならぬ
『1000リラショップ』を発見!
(ただし、店内は1000リラ以外に、価格ごとに棚が分かれている。)
雑貨は、そこで調達するようになりました。




メトロ(地下鉄)の最終は何時?

夜、ナヴォナ広場で仲間達と遊んでいると、ついつい時間を忘れてしまいます。
皆は、広場から徒歩やバスですぐの所に住んでいますが、私だけはメトロで20分ほど
かかるので、盛り上がっていても先に抜けて帰らなくてはなりません。

ある日、気がつくと最終ギリギリの時間になっていました。
ナヴォナ広場から、バスでテルミニ駅に向かうのでは、到底間に合いません。
そこで、広場からバスでオッタビアーノ・サンピエトロ駅へ行き、メトロではなく国鉄に乗り、
途中のティブルティーナ駅でメトロに乗り換えるよう教わりました。

いくらローマでの生活に慣れてきたとはいえ、初めて利用する駅だし、
友達の説明を100%信じるにはまだ語学力が足りていない私。

(大体、分からない部分は聞き流すか、自分の都合の良いように聞き取るので!)

かなり心配だったけど、友達の説明どおりにキチンと帰ることができました!ヒヤヒヤ・・・
メトロの最終は23時半です。
日本に比べるとずいぶん早いですよね。




追記:イタリアに旅行の際は、あまり夜ひとりで出歩かない方がよいです。
このテルミニ駅は、観光ガイドなどにも、
「ローマで最も観光客狙いの犯罪が多く、危険。夜は足を踏み入れないように!」
と書かれています。私は生活していたので、観光客と間違えられることはありませんでしたが、
観光客は様子を見れば、すぐにわかり、犯罪につながることも考えられます。

ついでに、当時私は髪をブロンドに染め、パーマをかけていたのですが、
イタリア人のラウラと後姿がソックリ!仲間にも「二人は姉妹だ!」と言われていました。
このお騒がせな後姿のお陰で、駅をひとり歩いていると、後ろから道をたずねられ、
振り返るとギョッとされること数十回。金髪は、若気の至りでしょうか・・・?




               

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